ご父母は学校制度を勉強してください
それでは、本論に入りたいと思います。
まず、ご父母が率先して、学校制度を勉強して欲しいんです。①お手元の資料の『中学・高校受験の取り組み方』(『灯台』二00六年十月号をご参照ください。)をご覧ください。概略をお話しておきますので、お帰りになって「じっくり」読んでみてください。
・「受験勉強は二年間の忍耐」
・「高校受験では東京型と地方型で勉強方法が異なる」
・「勉強時間、塾の選び方について」
・「偏差値に惑わされないこと」
②日本では、
今やあらゆる分野で格差が生じているんですね。ここでは「公立と私立の決定的違い」「公立と私立の格差」について少し触れておきます。先ほどお話したように、小学校の単元が中学校へ、中学校の単元が高校へ、先送りされていますから、当然、公立高校の学習内容にしわ寄せがきています。内容は増加し、教科書も多様化していますので、年々「落ちこぼれ」は増加しています。まだいえば、大学の先生の一番の愚痴は、「大学で高校内容の補習をやるとは?ほとほといやになるね」なんですよ。③反面、
私立高校では「公立高校の変化は、どこ吹く風よ」ですから、「ほとんどの私立は旧カリキュラム」で実施され続けています。つまり、中高一貫の強みがあるんですよ。中学入試を経験した子どもは、「家庭学習時間の確保が習慣づけられている子どもたち」ですし、「自分で勉強の段取りが出来る子どもたち」ですし、「予習復習のポイントを押さえている子どもたち」なんです。そして、私立高校は大学入試に焦点をあわせていますから、「進度ペース」を落としません。④また、
私立女子高の「英語教育」は、公立と比べて、格段の差があり、目を見張るものがあるんです。私立女子高の場合は、英検にしても卒業段階で「準2級」「2級」は当たり前ですし、留学制度の充実も当たり前です。いわゆる「企業努力」の成果です。まさしく、現代の「私立人気の最大の要因」は、「情熱を持った師匠」が「前向きな弟子」に「伝授」する「教育の原点」を真摯な態度で実行継続している私立に成果が現れているんです。
二00七年七月十四日
茨城県古河市 福祉の森会館ホールにて