基本原形2【そろえて解く線分図】
  例題1 どん兵衛くんとまる子ちゃんの年の和が27才でどん兵衛くんが
  例題1 まる子ちゃんより5年上のとき、まる子ちゃんの年はいくつですか?

   線分図(例題1・例題2) (2つの数量の場合)
   
   【例題1】小さい数量にそろえる問題
      
    【注意】
     この線分図は、小さい数量にそろえて、小さい数量が2つできるように作成
     した線分図です。

     ○の印を書くことが大切です。
     そして、の位置との位置に、数量を正確に書くことが大切です。

  推理法(例題1・例題2) 【例題1】
      @線分図の書き方は、
       大きい数量の線を先に書きましたか?
       小さい数量の線を後に書きましたか?
      Aの位置に、5と書きましたか?
      Bの位置に、27と書きましたか?
      Cの図の「○」は、同じ数を表します。つまり、同じ数が2つ
       あるわけです。
      Dこのことから、(和−差)÷2=小 となります。
      Eそして、和−小=大となります。

  例題2 まる子ちゃんとガッコちゃんは、合わせて5000円のお年玉をもらい
  例題2 ました。まる子ちゃんはガッコちゃんよりも800多くもらいました。
  例題2 
このとき、まる子ちゃんがもらったお年玉はいくらですか?

   線分図(例題1・例題2) (2つの数量の場合)
   
  【例題2】大きい数量にそろえる問題
      
    【注意】
     
この線分図は、大きい数量にそろえて、大きい数量が2つできるように作成
     
した線分図です。
   
 「〃」の印を書くことが大切です。
     
そして、の位置に、もとのをたした数量を書くことが大切です。


  推理法(例題1・例題2) 【例題2】
      @線分図の書き方は、
       大きい数量の線を先に書きましたか?
       小さい数量の線を後に書きましたか?
      Aの部分を「点線」を書きましたか?
       そして、の位置に、800と書きましたか?

      Bの位置に、5800と書きましたか?※ここをよくまちがえます。
      C上の図の「〃」は、同じ数を表します。つまり、同じが2つある
       わけです。
      Dこのことから、(和+差)÷2=大 となります。
      Eそして、和−大=小となります。

【注意】 『差の部分を右に書くのが普通。』
  @そろえて解く線分図は、2つの数量が、
   わかっているとき使用します。
  Aそれぞれの数量の大きさを求める問題
   を
和差算といいます。
  B
上の2つの線分図は、セットで覚えて
   ください。

どん兵衛のアドバイス!
【アドバイス】
上の線分図は、「○」と「〃」
うまく書けたかな?
差の部分の「点線」うまく
書けたかな?


 2つの線分図のちがいが、わかったかな?
この線分図のポイントは、大・小のどっちに「あわせるか?」が大事だよ!
ウィンベル博士にオンマウス!

【解 答】

 《例題1》
   
 275=22(才)
   
 22÷2=11(才)
    11+5=16(才)
         答え 16才

 《例題2》
   
 5000800=5800(円)
    5800÷2=2900(円)
      答え 2900(円)
ちょっとパワーがいるよ!
こんな問題もあるよ?
チャレンジしてみよう!

 【重要ポイント】
覚えておくと便利です。
  @ (和−差)÷2=小  和−小=大

  A (和+差)÷2=大  和−大=小