小数のしくみ 基本原形1【小数のしくみ】

     例題 小数第3位までの小数2.536について、次の問いに答えなさい。

     (1) 2.536は、0.001が何個集まった数ですか。
     (2) 2.536の100分の1の数はいくつですか。


  推理法・例題1【例題】



            

      @整数1より小さい数を表すために、「小数点」をつけます。
      A上の図の「2」の位置を、一の位という。
      B上の図の「5」の位置を、「小数第一位」という。
      C上の図の「3」の位置を、「小数第二位」という。
      D上の図の「6」の位置を、「小数第三位」という。

      一の位から、右に1つずれるごとに、 の大きさになる。

   (1)の推理法

      @0.001が10個集まった数が0.01である。
      A0.001が100個集まった数が0.1である。
      B0.001が1000個集まった数がである。
      Cゆえに、2536個集まったことになる。

       1000×2+100×5+10×3+1×6=2536

   (2)の推理法

          

      @上の図のように、小数点を左に2つ動かす。
      Aこれで、100分の1の小ささになる。

 ガッコのアドバイス!
【アドバイス】
 (2)の問題は、小数第五位までを表してますね。
  小数は、小数点よりも右に書いてある数字が増えれば
  増えるほど、小さくなりますよ。
  「位(くらい)」が低くなるんですね。
  「小数点」をだれが見てもわかるように書くことが、大事だよ。

      

 小数は、左の数が大きく、右の数が小さい、          これをわすれたらだめだぞ!
ウィンベル博士にオンマウス!


 【解 答】

  (1)
    
1000×2=2000
    100×5=500
    10×3=30
    1×6=6
    2000+50030+6=2536

    
答え 2536 
  (2)
   答え 0.02536

  【ノートの使い方アドバイス】
ノートはきみのキャンパスだ! ノートの各ページの真ん中に、
 上下に線を引き、左に問題を
 書いてみる。
 右に「式」と「答え」を
書く練習をし
       てください。