□を求める計算 【四則計算のきまり】

   たし算(加法)・ひき算(減法)・かけ算(乗法)・わり算(除法)
   の計算を、四則(しそく)の計算と呼びます。

 【四則計算のきまり】

   @たし算とひき算だけの式、かけ算とわり算だけの式は、左から順番
    に計算すること。

    

   Aかけ算とわり算を先に計算すること。優先(ゆうせん)順位という。

    

   B(  )の中を先に計算すること。優先順位が1番。

    

バイタミンくんのアドバイス!【アドバイス】
 四則計算の優先順位をしっかり覚えてね。
 算数の基本中の基本だからね。
 5年生になって泣きたくなかったら、今のうち。
 注意力向上の練習・訓練ですよ。
 


     例題 次の□の中に適当な数字をいれなさい。

      (イ) 5+□=12  □+5=12  (加法の計算)
      (ロ) 12−□=5  □−7=5   (減法の計算)
      (ハ) 4×□=12   □×12   (乗法の計算)
      (ニ) 12÷□=4  □÷3=4   (除法の計算)


 【加法の定式】 例題(イ)の推理法

         A+B=和

         和−A=B

         和−B=A


 【減法の定式】 例題(ロ)の推理法

         A−B=差

         差+B=A

         A−差=B


 【乗法の定式】 例題(ハ)の推理法

         A×B=積

         積÷A=B

         積÷B=A


 【除法の定式】 例題(ニ)の推理法

         A÷B=商

         商×B=A

         A÷商=B


四則計算の定式は、「ウィンベルの道」への登竜門だよ!

□を求める計算は、むかしは、
充填算(じゅうてんざん)
と呼ばれていたんだよ。
今では、漢字がむずかしいので、
逆算(ぎゃくさん)」「虫食い算
と呼ばれています。
計算の意味を考えると、
充填算」がピッタリだけどね。



 【解 答】

  
(例題)

   (イ)

     
125=7
   (ロ)

     125=7 57=12
   (ハ)
     12÷4=3

   (ニ)
     
12÷4=3 3=12