【植木算の応用A】

   植木算の応用のもう一つは、「リングつなぎ問題」があります。

        リングとリングをつなぐ問題で、重なっている部分を「つなぎめ」と呼び、
        この「つなぎめ」を植木算の「植木」と考えます。
       ただし、「つなぎめ」は1か所に2つあります。・・・注意

  【推理応用問題A】

   図1のようなリングを図2のようにつないで、くさりを作ります。
   これについて、次の問いに答えなさい。
    (1)リングを個つなぎました。できたくさりの長さ
       は何pになりますか。

    (2)今度は、同じリングを20個つなぎました。
          できたくさりの長さは何pになりますか。

         

   【リングつなぎ問題】

  【推理応用問題A】(1)

     「テープつなぎ問題」と同じ推理法です。
      ただし、「つなぎめ」は1か所に2つあります。

     もし、「つなぎめ」がなかったら?
     8×3=24(p)
     つなぎめの数=リングの個数−1
     つなぎめの数は、3−1=2(個)
     つなぎめ全部の長さは、2×2×2=8(p)
     それでは、リングのくさりの長さは、
     24−8=16(p)

  【推理応用問題A】(2)

     「テープつなぎ問題」と同じ推理法です。
      ただし、「つなぎめ」は1か所に2つあります。
      もし、「つなぎめ」がなかったら?
     8×20=160(p)
     つなぎめの数=リングの個数−1
     つなぎめの数は、20−1=19(個)
     つなぎめ全部の長さは、2×2×19=76(p)
     それでは、リングのくさりの長さは、
     160−76=84(p)

    【注意】 もし問題の意味がわからなかくなったら?
         (1)の図2のようにリングを3個書いて、
         「つなぎめ」リングの関係を調べてみよう!


「リングつなぎ問題」も植木算で解けます!
ウィンベル博士にオンマウス!

バイタミンくんのアドバイス!【アドバイス】
 
「リングつなぎ問題」は、「テープ
 つなぎ問題」と同じ考えだったね!

 ただし、
1か所に2つあるのがミソ!
 「植木算」はいろんな場面で応用
 されますね。しっかり理解しよう!