小4 ウィンベル問題
第10回 三角形の性質


問い 問   題
1.
【問題】

   次の図形の角アの大きさを求めなさい。

1.
(1)

【問題】

       

【推理法】

    三角形CDEを考えると、
    CEDは、外角の定理より 63−24=39(度)
    三角形AEFを考えると、
    AEFは、さっ角により 39(度)
    BFEは、外角の定理より 42+39=81(度)
                                         答 81度

  【別解】

    三角形ABCを考えると、
    180−42−63=75(度)
    三角形BDFを考えると、
    180−24−75=81(度)

1.
(2)

【問題】


        

【推理法】

    三角形ABEを考えると、
    AEDは、外角の定理により 35+46=81(度)
    三角形CDEを考えると、
    CEDは、外角の定理により 81−36=45(度)
                                   答 45度

  【別解】

    三角形ABEを考えると、
    180−46−35=99(度)
    三角形CDEを考えると、
    180−36−99=45(度)

1.
(3)

【問題】

        

【推理法】

    
三角形ABEを考えると、
    角
BEDは、外角の定理により 60+21=81(度)
    三角形
BDEを考えると、
    角
DBEは、180−81−58=41(度)
    角BECは、180−82−41=57(度)
                               答 57度


  
【別解】

    三角形ABDを考えると、角ABDは、
    
180−60−58=62(度)
    
三角形CDEを考えると、角CBEは、
    
62−21=41(度)
    BECは、
    180−82−41=57(度)

2.
【問題】

   次の図の直線XYは平行で、三角形ABCと交わっています。
   このとき、角アの大きさを求めなさい。

2.
(1)

【問題】

       

【推理法】

       

     三角形ABCを考えると、角は、
    
48+72=120(度)

     同位角により、角アは、120(度) 答 120度

2.
(2)

【問題】

       

【推理法】

       

    三角形ABCを考えると、角ABCは、
    
180−34−76=70(度)

    は、
    180−25−70=85(度)
    =34(度)+ア
    85−34=51(度)  答 51度

3.
【問題】

   次の図形の角アの大きさを求めなさい。

3.
(1)

【問題】

   下図の四角形ABCDは、長方形です。

        

【推理法】

        

     EFGを定めます。
     AGBは角CGDの対頂角で、56度
     三角形ABGは二等辺三角形だから、角BAGは、
     (180−56)÷2=62(度)・・・
     CEFは、180−101=79(度)・・・
     ECFは角BAGのさっ角で等しい
     外角の定理により、ア=
     ゆえに、
     62+79=141(度)  答 141度

3.
(2)

【問題】

   下図の四角形ABCDは正方形です。
   そして、三角形ADEは正三角形です。

        

【推理法】

        

     Fを定めます。
     三角形ABEは、二等辺三角形です。
     BAEは、90+60=150(度)
     ABEは、(180−150)÷2=15(度)
     BACは、90÷2=45(度)
     三角形ABFを考えると、外角の定理により、
     ア=角ABF+角BAF
     ゆえに、
     15+45=60(度)  答 60度

4.
【問題】

   AB=BC=CD=DE=EFとなるように、直線AX上に
   BDFがあり、直線AY上にCEがあります。
   三角形ABCにおいて、角BAC18度のとき、
   DEFの大きさを求めなさい。

  

【推理法】

     三角形ABC,三角形BCD,三角形CDE,三角形DEF
     は、全て二等辺三角形です。
     三角形ABCを考えると、角CBDは、外角の定理より、
     18×2=36(度)
     三角形ACDを考えると、角DCEは、外角の定理より、
     18+36=54(度)
     三角形ADEを考えると、角EDFは、外角の定理より、
     18+54=72(度)
     ゆえに、角DEFは、
     180−72×2=36(度)  答 36度

  【別解】

     三角形ABC,三角形BCD,三角形CDE,三角形DEF
     は、全て二等辺三角形です。
     CBDは、外角の定理より、18×2=36(度)
     BCDは、180−36×2=108(度)
     DCEは、180−18−108=54(度)
     CDEは、180−54×2=72(度)
     EDFは、180−36−72=72(度)
     ゆえに、DEFは、
     180−72×2=36(度)

5.
【問題】

   下の図の三角形ABCの頂点AからBCに垂直に引いた
   直線とBCが交わった点をFとします。
   そして、AFが重なるように折り曲げました。
   EDF65度のとき、角アと角イの大きさの和を求めなさい。

      

【推理法】

     AEDは、180−(56+65)=59(度)
     ADEAEDの大きさの和は、
     65+59=124(度)
     ゆえに、BDFと角CEFの大きさの和は、
     180×2−124×2=112(度)
                                  答 112度

6.
【問題】

   下の図形のア〜オの角の大きさの和は何度ですか。

       

       ヒント:『外角の定理』をよく考えて!

【推理法】

      

     外角の定理を考えると、
     角アと角ウの大きさの和は、Aと等しくなる。
     また、
     角イと角エの大きさの和は、Bと等しくなる。
     ゆえに、
     A+B+オ=180(度)
     ア+イ+ウ+エ+オ=180(度)   答 180度


         

                WBS4-200310S