日暦で登場する365日。太陽の運行を観察して1年の長さを発見したマヤ族!
正確な1年の長さを知る方法は、旧暦では「お月さま」の動きを観察しましたが、
より正確な長さを知るには、太陽の動きを観察することだったのです。
古代エジプト・古代インドの人々は、熱心に天文学を研究したようです。
実は、この天文学も「生活の智慧」から生まれたものです。
彼らの共通点は、農耕民族であり、農作業の時期を正確に知りたかった点です。
彼らは、1年が365日であることを発見しましたが、誤差(考えた数値と実際の
数値の差)があることまでは、気づきませんでした。
つまり、
0.2422日の誤差、これは5時間48分46秒にあたります。
4年間で約1日のずれがあることは、発見できなかったようです。
この4年間で約1日のずれを修正したのが、「うるう年」です。
しかし、驚くべき民族がいました。それは、古代マヤ族。彼らの暦は、なんと
現代の暦と誤差が約17秒しかありませんでした。これは、驚くべきことです。
コンピュータもない大昔のことですからね。
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