問い |
問 題 vol.18(数量問題演習推理法) |
1. |
【問題】
【単位あたりの量】
下のグラフは、2種類の食用油(しょくようあぶら)AとBの
量と代金の関係を表わしたものです。
グラフのアの値が360のとき、イの値を求めなさい。
【推理法】
A1あたりの代金は、
600÷20=30(円)
B1あたりの代金は、
480÷24=20(円)
A1あたりの代金とB1あたりの代金の差は、
30−20=10(円)
代金のちがいが360円にあたるので、
すると、イの値は、
360÷10=36 答え 36
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2. |
【問題】
【単位あたりの量】
1本のうずまきバネがあります。このバネに90gのおもり
をつるすとバネの長さは40pになります。
また、150gのおもりにかえるとバネの長さは48pになり
ます。180gのおもりをつるすと、バネの長さは何pになり
ますか。
【推理法】
150−90=60(g) 48−40=8(p)
つまり、60gで8pのびることになる。
90gのおもりをつけたときののびる長さは、
8÷60×90=12(p)
すると、何もつるさないときのバネの長さは、
40−12=28(p)
そして、180gのおもりをつるすと、バネの長さは
8÷60×180=24(p)
全体のバネの長さは
28+24=52(p) 答え 52p
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3. |
【問題】
【速さの問題】
まる子ちゃんの家から八王子駅までは3qあります。
ある日、家から時速3.6qで歩いて八王子駅まで行くと、
電車の発車時刻の5分前に着きました。同じ時刻に家を
出発して電車の発車時刻の15分前に着くためには、時速
何qで歩けばよいですか。
【推理法】
時速3.6qは分速では、
3.6÷60=0.06(q)
八王子駅まで行くのにかかった時間は、
3q=3000m
3000÷60=50(分)
15−5=10(分)
10分ちじめればよいので、その時の分速は、
3000÷(50−10)=75(m)
それでは時速では、
75×60=4500(m)=4.5(q)
答え 時速4.5q
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4. |
【問題】
【速さの問題】
60mを走るのに、どん兵衛くんは12秒、元気くんは15秒
かかります。どん兵衛くんと元気くんが100m競争をしまし
た。どん兵衛くんと元気くんが同時にゴールインするために
は、どん兵衛くんはスタートラインより何mさがって、スター
トすればよいですか。
【推理法】
どん兵衛くんの秒速は、60÷12=5(m)
元気くんの秒速は、60÷15=4(m)
元気くんが100m走るのにかかった時間は、
100÷4=25(秒)
この25秒の時間でどん兵衛くんが走る距離は、
5×25=125(m)
ゆえに、
125−100=25(m) 答え 25m
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5. |
【問題】
【平均の問題】
下の表は、まる子ちゃんとガッ子ちゃんの算数のテストを
5回うけたときの結果をまとめたものです。
ただし、一部書いてありません。まる子ちゃんの1回目と
2回目の平均点はガッ子ちゃんの3回目と4回目の平均点
と同じで、ガッ子ちゃんの5回目の点数はガッ子ちゃんの
5回分の平均点とちょうど同じです。また、まる子ちゃんの
5回分の平均点はガッ子ちゃんの5回分の平均点より5点
低いことがわかっています。
それでは、まる子ちゃんの4回目の点数は何点ですか。
【推理法】
ガッ子ちゃんの5回分のテストの合計点は、
(72+100+76)÷4=82(点)
まる子ちゃんの5回分のテストの合計点は、
82−5=77(点)
まる子ちゃんの4回目のテストの点数は、
77×5−(82+74+75+98)=56(点)
答え 56点
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6. |
【問題】
【線分図の問題】
まる子ちゃんはガッ子ちゃんの3倍の長さのひもを持ってい
ました。しかし、まる子ちゃんは160p、ガッ子ちゃんは20
p使ったので、残っているひもの長さは同じになりました。
はじめにまる子ちゃんは何pのひもを持っていましたか。
【推理法】
上の線分図から、
ガッ子ちゃんが持っていたひもの長さは、
(160−20)÷A=70(p)・・・・・@の長さ
すると、まる子ちゃんが持っていたひもの長さは、
70×3=210(p) 答え 210p
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7. |
【問題】
【線分図の問題】
みかんの入った2つの箱AとBがあります。もし、Aの箱
のみかん16個をBの箱にうつすと、A,Bの箱のみかん
の個数は同じになります。また、Bの箱のみかん20個を
Aにうつすと、Aの個数はBの個数の4倍になるそうです。
Aの箱の個数をBの箱の個数の5倍にするには、Bから
何個のみかんをうつせばよいですか。
【推理法】
上の線分図から、
AとBの個数の差は、16×2=32(個)
みかん20個をうつしたときのBの個数は、
(32+20×2)÷(C−@)=24(個)・・・・・@の個数
すると、Aの個数は、
24×C−20=76(個)・・・・・Aの個数
AとBの個数の和は、
76+24+20=120(個)
Aの個数を5倍にするときのBの個数は、
120÷(D+@)=20(個)
ゆえに、
24+20−20=24(個) 答え 24個
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8. |
【問題】
【規則性の問題】
黒いご石を8pおきにならべ、上のような図形をつくり
ました。ご石は全部で何個使いますか。
【推理法】
ご石とご石の間の数は、(両端においてあることに注意)
120÷8+1=16(個)
たて1列にならんでいるご石の数は、
80÷8+1=11(個)
たて3列にならんでいるご石の数は、
16×3=48(個)
よこ3列にならんでいるご石の数は、
11×3=33(個)
たてとよこで重なっているご石を考えて、
48+33−3×3=72(個) 答え 72個
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9. |
【問題】
【規則性の問題】
下の図のような輪があります。この輪をたくさんつないで
全体の長さが2m以上にするには、この輪を何個以上
つなげればよいですか。
【推理法】
上の図から、周期を考えると、
はじめは12pで、あとは10pの周期となる。
そして、10pの部分の数は、
(200−12)÷10=18.8 つまり19必要
ゆえに、
19+1=20(個) 答え 20個以上
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10. |
【問題】
【日時の問題】
下の(図1)の時計は8時20分、(図2)の時計は10時10分
を表わしています。アとイの角度の差は何度ですか。
【推理法】
図1を考えると、
8時ちょうどのとき、長針と短針のつくる角度で、
大きい方の角度は、
30×8=240(度)
長針が動いた角度は、
30×4=120(度)
短針が動いた角度は、
0.5×20=10(度)
アの角度は、240−120+10=130(度)
図2を考えると、
10時ちょうどのとき、長針と短針のつくる角度で、
小さい方の角度は、
30×2=60(度)
長針が動いた角度は、
30×2=60(度)
短針が動いた角度は、
0.5×10=5(度)
イの角度は、60+60−5=115(度)
ゆえに、アとイの角度の差は、
130−115=15(度) 答え 15度
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