割合の基礎 基本原形1【 二数分配 】

   「分配算」は、「倍分算」とも呼ばれています。
    この問題は、「平均算」「相当算」「分配算」と展開され、
   「二数分配」「三数分配」に分けられます。
   整数に限らず、小数・分数にも適用されます。

     
  【基本原形1】

      1000をまる子ちゃんとガッちゃんの二人で分けます。
  例題2   この時、まる子ちゃんはガッコちゃんの3倍とりました。
  例題2   まる子ちゃんとガッコちゃんは何円ずつとりましたか



   【○と数字を使う】

  【基本原形1の線分図】( 指導算術 P.124参照 )

     

  【二数分配の推理法】

   この問題は、2つの数量の間にある『何倍』という関係を、
   
をつけた数字、@ABCをうまく利用する問題です。
   分配算
で、特に「二数分配」と呼ばれています。
   
の1個分を考えて、」は何個分で、「は何個分か?
  【 和を考えた場合 】
    B@=C1000(円)
になる。
    だから、
1000÷(3+1)=250(円)
    @=250(円)・・・ガッコちゃん
  【 差を考えた場合 】
    B@=A
   
だから、250×(3−1)=500(円) 
   250500=750(円)
・・・まる子ちゃん
  【 つまり 】
    まる子ちゃん
Bとったことになる。
   
ゆえに、250×3=750(円)

   ※注意:この線分図は、
まる子ちゃガッコちゃんです。


分配算は、@を考える問題でしたね。
ウィンベル博士にオンマウス!

 まる子のアドバイス!【アドバイス】
 線分図の@を考える問題です。
 
和差算と姉妹のような分配算です。
 覚えておくと便利ですよ。○つき数字
 
@ABCをうまく利用してね。