割合の基礎 【 帰 一 算 】

  【例題1】
    8人ですると15日かかる仕事があります。@
この仕事を
    
15人ですると、何日で終わりますか。また、Aこの仕事
    を10日で終わらせるには、何人ですればよいですか。


   帰一算とは?】

    帰一算(きいちざん)とは、単位(1時間・1日など)あたりの仕事量
    を1として、全体の仕事量を推理する問題です。

  【例題1】

    @1人が1日にする仕事量をとして全体の量は、
     1×8×15=120
     15人が1日にする仕事量は、1×15=15
     それでは、終わるための日数は、
     120÷15=8(日)
    A1人が10日でする仕事量は、1×10=10
     終わらせるのに必要な人数は、
     120÷10=12(人)



  【例題2】
    12人ですると15日かかる仕事があります。
この仕事
    を10日で終わらせるには、何人ですればよいですか。


   延べって何?】

    延べ(のべ)とは、全体の仕事量が単位(1時間・1日など)あたりの
    仕事量のいくつ分か?を推理する問題です。

  【例題2】

     12人が15日かかる仕事は、1人ですると何日かかるか?
     15×12=180(日)・・・これを「延べ日数」という。

     また、この仕事を1日でするために必要な人数は、
     12×15=180(人)・・・これを「延べ人数」という。

     それでは、10日で終わらせるのに必要な人数は、
     180÷10=18(人)


「延べ」の考え方は、理解できましたか?
ウィンベル博士にオンマウス!

 【アドバイス】
 延べ量=人数×日数
 
延べ日数延べ人数もだいじょうぶ
 かな?この定式は、大事ですよ。
 この推理法をしっかり理解してね!
 これで仕事算は、理解できたかな?