速さの基礎    【 出会い問題 】

  「旅人算」「出会い問題」とは、2つ以上の動く物体が同時に
   離れた地点から向かい合って移動を開始する場合の推理法です。
   すれちがう場合は、出あった時点で「さよなら問題」となり、
   これが、「出会い・すれちがい問題」です。
   なお、「電車・鉄橋問題」はこの推理法の変形で、「通過算」
   なります。


  【例題】700m離れているA地点とB地点の間をまる子ちゃんは分速75m
      の速さでA地点からB地点へ、ガッコちゃんは分速65mの速さで
      B地点からA地点へ同時に歩き出しました。
      2人が出会うのは出発してから何分後ですか。



   【単位時間あたりの和で推理する。】

     時間の単位は、距離の単位はである。

   

     2人の間の距離は、1分あたりどれだけちぢまるか?
     75+65=140(m)
     2人が出会うのは出発してから、
     700÷140=5(分後)


「出会い問題」は、距離がちぢまる問題ですよ!
ウィンベル博士にオンマウス!

 バイタミンくんのアドバイス!【アドバイス】
 「出会い問題」も、
 
単位時間あたりの間の距離のを推理する。
 つまり、2つの動く物体は動けば動くほど
 
距離がちぢまる問題だよ!
 次は
「速さの応用変化問題」ですよ!
 出発時刻が同じことがポイントだった
 旅人算も原形をくずして出題されます。