速さの基礎 【競走として仮定】


   【例題2】 兄は分速70mの速さで、弟は分速60mの速さで歩きます。
        2人が離れたA地点とB地点から同時に向かい合って出発し
        ます。すると、真ん中から50m離れた地点で出会いました。

        このとき、次の問いに答えなさい。

      @兄と弟がすれちがうのは、出発してから何分後ですか。
      AA地点とB地点の間の距離は、何mですか。


   【競走すると仮定して推理する】

  【例題2−@】

        

    @問題文を図にすると、図1のように「出会い問題」に見えます。
     しかし、兄と弟が歩いた距離の差は、図2のように100mです。
     この問題は、「競走すると仮定」して推理する問題です。
    A兄と弟が歩いた距離のは、
     50×2=100(m)
    B兄と弟の間の距離は1分間あたり、どれだけひろがるか?
     70−60=10(m)
    C出発してから何分後?
     100÷10=10(分後)

  【例題2−A】

    @兄と弟の間の距離は1分間あたり、どれだけちぢまるか?
     70+60=130(m)
    AA地点とB地点の間の距離は、
     130×10=1300(m)


「出会い問題」に見えるが、「競走すると仮定」して解く問題には注意!
ウィンベル博士にオンマウス!

  
 バイタミンくんのアドバイス!
【アドバイス】
 第二変化問題は、
 「出会い問題」に見えるが、
 
「競走すると仮定」して解く問題だよ!
 1分あたりどれだけ
ひろがるか?