ウィンベル講座の第一回は、『中学入試の実態』を講座しましょう。
まず初めに、『中学入試の実態』を知るには「算数」の模擬問題を解くと近道です。
下の表には、ある中学校の入試問題の「そっくりテスト」が作成してあります。
この問題は、中学入試に挑戦する小6生徒であれば、50分で処理し、
70点合格を目指す問題です(小問・各5点:全20問)。
是非、この問題を解いてから講座をご覧ください。
「問題用紙」「解答用紙」にオンマウスして、右クリックしてください。
「対象をファイルに保存」で保存が可能です。(GIF画像が保存できます。)
B4サイズに拡大してご使用ください。
「 問題用紙 」 「 解答用紙 」
※「アプローチ・解説・解答」は、第五回講座を参照してください。
ご感想は、いかがですか?当然、小学校の学習範囲内の問題ですよ。
「ある学校の入試問題」とは、首都圏のある中堅女子校(四谷偏差値50強)ですが、
「算数」を教えているプロの方以外で、時間制限内で、合格点をとられた方は、
皆無でしょう。当然現役6年生は除外ですよ。
(もし、おいでになったら天才ですね。断言していいのかな?)
この問題の解き方・解説は、次回に譲りますが、これが実態です。
では、この問題を解く上での時間配分について、記載しておきましょう。
【 時間配分・例 】
(ざっとの時間配分ですが、全体展望して、問題数を見る。開始1分で時間配分を考える。)
@ 1.の計算問題(4問)は、4分で処理。 A 2.〜5.までの「一行問題」は、20分(各2分)で処理。 B 残り20分で、6.〜8.の6問(各3分強)を処理。 C 最後の5分で、間違いチェック。
実は、この時間配分では合格点は? 第五回講座を参照してください。
どうですか、「算数」は「正しく」「速く」「美しく」が基本です。