『社会時事問題選集』の使用法 

1.『重大ニュース』のポイント

 「社会科」の時事問題は、概ね、「国内重大ニュース」「国際社会重大ニュース」「地球環境重大ニュース」に大別できます。どこかの「重大ニュース本」の如く、細分化して挑戦しても、無駄です。以下の項目で充分対応できます。
 また、各中学校において「社会科」の時事問題を作成する時期は、概ね9月〜10月ですので、11月・12月に勃発したニュースは翌年の問題として出題される可能性が非常に高くなります。この点を注意して学習してください。
 なお、2003年用・2004年用と重複する内容の項目は、一番最後の項目に「過去問」を掲載しておきますので、参照してください。
 時事問題のポイントは、「中学入試の社会科問題」と、「どのように連動するか?」です。
 世の中の常識と思われる範囲を学習してください。

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2.『時事予想問題』のポイント

2005年度受験生の皆さんへ!
『時事予想問題』は、以下の手順で表示・保存・実施してください。

社会時事予想問題(国内・国際社会・地球環境)の表示例:

1.  「社会保障制度を考える」をクリックして、
 「社会保障制度を考える」のHTMLファイルを表示する。
2.  「社会保障制度を考える」のHTMLファイルが表示されたら、
 各問題に解答を記入してください。(各単元10問)
3.  最下段の左隅に、正解率が表示されます。

健闘を祈ります。

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3.『知っ得コーナー』のポイント

 『知っ得コーナー』は、ウィンベル学院に来訪された全ての方にご覧いただければ幸いです。
 実は、「中学入試の社会科」は現代社会の抱えている最新の課題・問題が蓄積されています。
 「中学入試」を推奨する理由の1つが、ここに存在します。
 『知っ得コーナー』の資料は、ご家庭での「食卓のお供」としてご活用ください。


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 『国内重大ニュース』 

A-1.『日本の三権を見直す』

 政治分野の「三権分立」(さんけんぶんりつ)の問題です。
 以下の「三権分立のしくみ」をしっかり理解しておこう!

   

「2004年も選挙の年だった?」

 2003年は、「地方選挙」「衆議院議員選挙」の年でしたが、2004年も選挙の年でした。
 2004年7月11日「第20回参議院議員通常選挙」が行われました。
 参議院議員選挙のしくみは、以下の比較表を参照してください。

 特に参議院で注意を要することは、
 @参議院には解散がない。
 A各都道府県を1選挙区とする選挙区選挙と比例区選挙。
 B有権者は2票を持つ。
 C比例区選挙では政党名または候補者氏名で投票。
 D非拘束名簿式(ひこうそくめいぼしき)

 今回の121議席の内、民主党は50議席を獲得しましたが、今回改選されなかった議席と自民党(49議席)と公明党(11議席)を合わせて、過半数を確保して、小泉首相の続投が決定しました。
 衆議院議員選挙に続いて今回も、第三党の公明党の役割が再確認された選挙でした。
 【衆議院と参議院の比較】
項 目 衆議院 参議院
 議員定数  480人  242人
 任 期  4 年  6 年(3年ごとに半数が改選)
 解 散  あ る  な い
 選挙権  20歳以上  20歳以上
 被選挙権  25歳以上  30歳以上
 選挙区  小選挙区選出⇒300名
 比例区選出⇒180名
 (全国11ブロックで選挙)
 選挙区選出⇒146名
 (各都道府県が1選挙区)
 比例区選出⇒96名
 特 徴  衆議院の優越
 世論の影響が強い
 衆議院の抑制
 「良識の府」と呼ばれる

 ※選挙権と被選挙権のちがいを説明できるようにしておこう!

「司法の改革?」

   

 裁判員制度が導入され、裁判員法(今年5月成立、2009年をめどに実施)が成立しました。
 この制度は、国民が刑事裁判に加わる義務を負う点に特徴があります。今までの「国民の三大義務」に加えて、もう一つ義務が追加されたことになります。
 国民にとって、この「裁判への参加義務」は非常に大きな負担になる点が問題です。難解で複雑な刑事事件に長期間拘束されることは、まさに迷惑かも?
 2003年用の時事問題でも取り上げた有事関連7法の「国民保護法」とも関連する問題です。
 なお、日本でもアメリカやイギリスのように、国民から選ばれた陪審員(ばんしんいん)が有罪・無罪を決定し、裁判官が刑量を決定する「陪審制度」は1928年から実施されていましたが、第二次世界大戦で中止となり、現在に至っていたことをご存知の方は少ないでしょうね。

 ※裁判制度の「上告」と「控訴」のちがいを説明できるようにしておこう!

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A-2.『年金制度改革』

 だれのための年金か?
 日本の社会保障制度の一つである「年金制度改革法」が6月5日、参議院本会議で賛成多数で成立しました。
 「生存権の保障」は、日本国憲法第25条で「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」として定められています。この生存権の保障を実現するために、「社会保険」「社会福祉」「公的扶助」「公衆衛生」の4つのしくみから成り立っています。これを、社会保障制度と呼びます。
 今回の「年金制度改革」は、社会保障制度の中心を担う「社会保険」の改革です。
 なぜ改革が急務かといえば、少子高齢化が進むと、年金の受け取る側の高齢者が増え、保険料を支払う労働人口が減ることになります。これが年金財源の破綻です。この現象は深刻な事態です。
 なお、以下の「社会保険」の内容は是非覚えておきましょう。

 是非知っておきたい「社会保険」の内容
 年金保険  国に毎月保険料を納め、高齢になると年金(毎年一定の金額)を受け取る制度。20歳以上の全ての国民に加入義務があり、国民年金・厚生年金等の種類がある。
 健康保険  国または健康保険組合に毎月保険料を納め、病気・けがの治療費の一部が支払われる制度。
 雇用保険  国に毎月保険料を納め、失業・再就職などの場合に、一定期間、手当てが給付される制度。
 介護保険  40歳以上の全ての国民に加入義務があり、介護が必要になったとき、費用の一部を行政に負担してもらう制度。

※保険だらけの日本になりましたね?

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A-3.『伊能の大日本図完成?』

 「地理・歴史分野」との連動です。
 江戸時代の地理学者である伊能忠敬の作成した「大日本沿海輿地全図」の複写の残り4枚が見つかり、これで完全な形で復元されました。これはすばらしいことです。
 伊能先生は、1800年(寛政12年)から全国の測量を開始され、日本で初めての本格的実測地図を完成されました。それが、「大日本沿海輿地全図」です。
 この時代は、まさに「寛政の改革」の真っ只中です。この「寛政の改革」も重要事項ですが、現在われわれが使用している地図の元祖ですから、要注意ですね!

    この写真はよく登場しますよ!

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A-4.『歴史的遺産の危機』

 「歴史分野」との連動問題です。

「キトラ古墳」の壁画

 奈良県明日香村のキトラ古墳は、7〜8世紀に造られた古墳です。
 1983年に小型カメラで壁画が発見され、2001年までに2回石室を開けないで調査されました。
 四神図(玄武・白虎・朱雀・青龍)や獣面人身像そして天文図は話題になりました。特に、四神図が完全に見ることができ、朱色をした朱雀はこのキトラ古墳でしか見ることはできません。
 壁画の状態が非常に悪いので、今年、文化庁により石室を開けての調査が実施されました。そして、本格的な保存修復の作業を開始することになったのです。

「高松塚古墳」の壁画

 奈良県明日香村の高松塚古墳も、7〜8世紀に造られた古墳です。
 1972年の発掘で、女性の人物像や四神そして天文図などの壁画が発見されました。特に女性の人物像は「飛鳥美人」と呼ばれ話題になりました。
 現在まで保存管理されてきた壁画ですが、いたみが進んでいます。
 歴史的遺産である文化財の保存管理の難しさがあります。

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A-5.『日本の諸事情』

 「日本の諸事情」として要注意ニュースを掲載しておきますので、参考にしてください。

(1)「地図記号の追加」
 2003年11月に、国土交通省国土地理院により、2万5000分の一の「地図記号の追加」が発表されました。「ひょっとしたら」と思いもう一度掲載します。

博物館  現代では、この博物館が存在しない都道府県を探す方が難しいほどの建設ラッシュですね。
図書館  この図書館も、いたるところに存在しますね。

(2)「○○周年の問題」
 歴史的出来事が勃発してから○○周年は、特にチェックしておこう!

「日露戦争から100年」

 日本とロシアの戦争といえば、日露戦争1904〜1905年)が有名ですね!
 戦後処理は、ポーツマス条約南樺太南満州鉄道を日本が入手。
 近代の日露関係を表にまとめておきます。

1792年  ラクスマンが根室に来航
1853年  プチャーチンが長崎に来航
1904年  日露戦争の開戦
1905年  ポーツマス条約の締結
1917年  ロシア革命が勃発
1918年  シベリア出兵開始
1922年  ソビエト社会主義共和国連邦の成立
1941年  日ソ中立条約の締結
1945年  ソ連の参戦・ポツダム宣言受諾
1951年  日本はサンフランシスコ平和条約に調印し、
 南樺太と千島列島を放棄
1956年  日ソ共同宣言の調印
1991年  ソ連の解体⇒ロシア

「日米和親条約から150年」

 ペリー来航(1853年)で始まった日本の夜明け!
 1854年に締結された日米和親条約で、鎖国を解いて下田・函館の2港を開港しました。それから150年の歴史が流れました。
 近代の日米関係を表にまとめておきます。

1853年  ペリーが浦賀に来航
1854年  日米和親条約の締結
1858年  日米修好通商条約の締結
1905年  アメリカ大統領(ルーズベルト)の仲介で、
 ポーツマス条約の締結
1941年  日本の真珠湾攻撃により、太平洋戦争開戦
1945年  アメリカの原爆投下(広島・長崎)により、
 ポツダム宣言を受諾
1951年  サンフランシスコ平和条約に調印
 同時に、日米安全保障条約も調印
1960年  日米安全保障条約の改定
1968年  小笠原諸島の返還
1972年  沖縄の返還

(3)「日本経済はどこまで迷走するの?」
 失業率は低下の傾向にあると言われていますが、今年は大手銀行の不祥事発覚・プロ野球球団の合併騒ぎなど再生が進んでいるとは思えない情勢が続きました。
 そして、今ホームページで話題になっている日本の国債などの借金は、過去最高の700兆円を超しました。
 それでは、以下の日本の借金をじっくりご覧ください。

  日本の借金時計

(4)「整備される交通網」
 2003年10月、東海道新幹線に品川駅が誕生しました。
 そして、2004年3月、九州新幹線(鹿児島ルート)が開業しました。
 なお、2005年2月には中部国際空港の開港が予定されています。
 まさに、交通網整備ラッシュですね。

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 『国際社会重大ニュース』 

B-1.『日本の国際貢献』

「戦争問題」を考える

 世界では、「戦争の世紀:20世紀」の影を追うように、戦争の暗い報道が連日続きました。「平和の世紀:21世紀」との思いとは裏腹に、2003年には「イラク戦争」が勃発したことは悲しむべきことです。
 日本の諸外国に対する援助の問題は、長年「金は出すけれど人は出さない日本」との批判を受けていましたが、今回の「イラク人道支援」(イラク復興支援特別措置法)に対しては、アメリカなどの諸外国からは一定の評価を受けています。しかし、武力を持つ「自衛隊派遣」は憲法第9条との関連で議論が続いています。
 国際貢献の問題では、いろいろな用語が登場します。以下の用語は重要ですので、是非覚えておいてください。

JICA  ジャイカ  国際協力機構
ODA  オーディーエー  政府開発援助
PKO  ピーケーオー  平和維持活動
NGO  エヌジーオー  非政府組織
NPO  エヌピーオー  民間非営利組織

※JICAが派遣する「青年海外協力隊」も重要です。
 また、PKO・NGOはウィンベルでも毎年HPをご紹介しています。

「自衛隊」の海外派遣を考える!

 今までの「自衛隊」の海外派遣の問題は、「戦争と平和」の問題として深刻です。特に、アジア諸国の「過去の帝国日本(大東亜共栄圏)の再来!」との思いを無視することはできません。中国との緊張緩和は重要なポイントと思いますが、皆さんはどう思われますか?
 また、「難民問題」とも密接に関連します。
 ここでは、「自衛隊の海外派遣」の歴史を見てみましょう。

 1992年〜93年 カンボジア  PKOへに協力
 1993年〜95年 モザンビーク  PKOへに協力
 1994年      ザイールのゴマ  ルワンダ難民救援
 1996年〜     ゴラン高原  PKOへに協力
 2001年〜    インド洋  アメリカ軍への燃料補給
 2002年〜04年 東ティモール  PKOへに協力
 2004年〜    イラクのサマワ  人道支援
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B-2.『アメリカ大統領選挙』 

 今年のNHKは世間を2度も騒がせましたね?
 一つは、大河ドラマの「新撰組」で京都周辺は観光客だらけ!もう一つは、あってはならない「不祥事が発覚」しましたね!
 ところで、本題です。今年は、アメリカ大統領選挙の年でした。
 かの坂本竜馬さんは「アメリカ国の将軍さまは、全国民の入札で決める。」と表現しましたが、国家の存在までも議論されている昨今・・・・・
 今回のアメリカ大統領選挙では、共和党のジョージ・ブッシュ氏が再選されました。アメリカ国民は、現在のブッシュ政権の方針を支持したわけです。
 国民を代表して政治を行う人を選ぶシステムの見直しも21世紀の課題かもしれませんね。

       

【注意】アメリカと日本の政治のしくみの違いは、

     二大政党制 大統領に行政権がある 大統領は直接選挙
     日本は議院内閣制(イギリス・ドイツを模範)

 ※日本の江戸時代末期から明治維新以降の外国とのお付き合いの歴史を、
   対⇒
アメリカイギリスフランスドイツで表にまとめるのも良いですね!
   だって、この4大国は近代国家建設のための師匠ですからね!

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B-3.『アテネオリンピックの開催』

 オリンピック夏季大会は、108年目にして、オリンピック発祥の地「アテネ」にもどり、テロ攻撃に備えた「迎撃ミサイル」まで配備して、史上最多202ヶ国の参加で開催されました。
 今回のオリンピックでの話題は、日本の獲得メダル数が史上最多であったことでしょう。16個の金メダルは1964年の東京オリンピックと並ぶ数字です。日本国内では、「いまどきの若者は?」と言っていた老人たちを「さすが日本の若者は頑張っている。」と言わしめた大会でもあったかもしれません。

  国際オリンピック委員会(IOC)は覚えておこう!

  日本オリンピック委員会はここをクリックしてください!

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 『地球環境重大ニュース』 

C-1.『食料問題を考える』

 「食料問題」は地球規模での深刻な問題です。
 特に、アジアを中心に食べられている「お米」は、人々の主食でもあり重要な食料です。
 実は、2004年は「国際コメ年」とすることが2002年の国連総会で宣言されていました。
 日本でも農林水産省が中心になり、いろいろなイベントが開催されました。
 しかし、「アテネオリンピック」「イラク問題」「北朝鮮問題」等のニュースが大半で、国民の目にふれることはまったくありませんでした。
 日本は食料の半分以上を外国に頼っています。お米の自給率はかろうじて90%です。世界貿易機関(WTO)とも関連します。
 現在、日本の米作り問題は深刻な状況です。次の項目は再チェックする必要がありますね。
 @米の自由化(米の輸入)・・・・減反政策の緩和
 A後継者不足・・・・高齢化問題
 Bパン食の増大・・・・米ばなれ・食生活の洋風化
               しかし、コンビニなどのおにぎり消費量は増大か?

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C-2.『鳥インフルエンザの影響』

 日本でも話題になった「鳥インフルエンザ」は、日本国民の「食の安全」に深刻な影響を与えました。特に、山口県と京都府の養鶏場での「鳥インフルエンザ」による鶏の死亡は、深刻な問題を提起しました。
 このウィルスを運んできたのは「渡り鳥」であるとの説が有力ですが、このような免疫を持たない新型のインフルエンザウィルスが流行すると、多くの死者を出す恐れがあるからです。
 また、近年では、「BSE感染牛」「重症急性呼吸器症候群SARS)」「遺伝子組み換え食品」そして、「鳥インフルエンザ」と日本の食生活に深刻な問題が起こっています。「食料問題」「食の安全」とも関連しますが、2003年5月に成立した「食品安全基本法」に基づき、「食品安全委員会」は大活躍です。
 やはり、食品を扱う会社のモラルを問う問題だとウィンベルは考えますが?
 皆さんは、いかがお考えですか?

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C-3.『自然災害の原因を考える』

 2004年の日本は、「豪雨と猛暑」に見舞われました。台風の日本上陸件数も観測史上最多でした。
 「地球温暖化」による「巨大化する台風」の発生が年々増えてくることが予想されます。
 今年の異常気象もこの「地球温暖化」が原因と考えられています。
 2100年ころの日本は「亜熱帯気候」に突入するとの予想を立てる学者もいます。このような現象は日本だけではなく、全世界・地球規模で進行しています。
 「かけがえのない地球」を守るのは、我々人間です。
 「異常気象に関する用語」を掲載しておきますので、確認してください。

「日本海側を襲った豪雨」

 2004年には全国各地で風水害が異常発生しました。
 新潟県や福井県が大きな被害を受け、特に新潟県中部地震の自然災害による被害も加わって、多くの死者や行方不明者が出ました。(ご冥福を祈ります。

「関東地方を襲った猛暑」

 観測史上最高の39.5℃の気温を体験した「関東地方」でしたが、東京の都心では40日間連続の真夏日を記録しました。
 ヒート・アイランド現象の影響が大きいといわれています。

 《異常気象に関する用語確認》
 フェーン現象  風が山にあたり、その風が山を越えて下降気流となり、この暖かく乾いた風によって、その付近の気温が100m下がるごとに1度上がっていく現象。(風炎現象とも呼ぶ)
 地球温暖化  二酸化炭素・水蒸気・メタンガス・フロンガスなどの気体が「温室効果」の働きをして、地球の平均気温があがっていく、その結果として、南極などの氷がとけて海面が上がり、海に沈む地域が発生します。
 ヒート・アイランド現象  都市部などのアスファルトやコンクリートの地面が、昼間太陽で温められ夜間熱を放出する。すると、気温が上昇します。また、大量の自動車の排気ガスやエアコンの温風により都市部は気温が高くなる。つまり、郊外に比べて都市部の気温が異常に高くなる。このような現象は、草木などの緑地が少なくなっていることが原因となっています。


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 『時事予想問題』 

「予想問題」は、最大化表示で実施してください。

D-1.『国内問題』

 「社会保障制度を考える」はここをクリック。

 「○○周年を考える」はここをクリック。

 「日本地図を考える」はここをクリック。

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「予想問題」は、最大化表示で実施してください。

D-2.『国際社会問題』

 「国際貢献を考える」はここをクリック。

 「日米の三権分立を考える」はここをクリック。

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「予想問題」は、最大化表示で実施してください。

D-3.『地球環境問題』

 「食の安全性を考える」は2003年度でご確認ください。

 「異常気象を考える」は2003年度と2004年度でご確認ください。

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 『知っ得コーナー』 

E-1.『日本国勢図会』『日本のすがた』のご紹介

『日本国勢図会』(にほんこくせいずえ)は、財団法人 矢野恒太記念会が編集・発行する「日本がわかるデータブック」です。
『日本のすがた』は、同記念会が編集・発行する「小学生向け」の「日本がわかるデータブック」です。
中学入試における統計資料は、この『日本国勢図会』から出題されます。
学習塾で使用しているテキストのデータも同様です。

  『日本国勢図会』『日本のすがた』のHPは、ここをクリック。

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E-2.『時事用語 略称とは?』

 以下の時事用語は、ある団体・機関の名称を略したものです。
しっかり覚えておきましょう!

 【おもな略称】  【呼び方】  【正式な日本訳名称】
 APEC  エイペック  アジア太平洋経済協力会議
 ASEAN  アセアン  東南アジア諸国連合
 CTBT  シーティービーティー  包括的核実験禁止条約
 GATT  ガット  関税と貿易に関する一般協定
 IOC  アイオウシー  国際オリンピック委員会
 NATO  ナトー  北大西洋条約機構
 ODA  オーディーエイ  政府開発援助
 UNEP  ユネップ  国連環境計画
 ※その他、必要と思われる用語は、文中に掲載してあります。
 覚え方: 「」⇒国際 「」⇒国連 「」⇒世界

 《参考@》 「これは知っておこう!」

 以下の時事用語は、是非知っておいてほしい内容です。

 規制緩和  政府による民間企業の活動に対する色々な規制を廃止したり、ゆるめたりすることをいう。より自由な競争力により、消費者が良い商品を選びやすくなる。
 子どもの権利条約  「児童の権利に関する条約」とも呼び、18歳未満の全ての子供に対して、自由と平等な生活を送る権利を保障した。特に、戦災孤児などの救済が目的である。
 産業の空洞化  日本企業の海外進出により、工場の海外移転などで国内の雇用が減り、失業率が高まり、蓄積していた技術がおとろえる現象。
 離散家族  朝鮮半島で勃発した朝鮮戦争で、北朝鮮と韓国の2つの国が成立した。その結果、一家ばらばらになり家族が生き別れとなったままである。韓国には約700万人以上、北朝鮮には約300万人以上で約1000万人以上いるといわれている。両国の人口の約7分の1がこの離散家族となる。
 デフレスパイラル  不景気のときは消費者の購買意欲は低下して物価は下がる。すると、生産者(企業)のもうけは減る。これがさらに加速度を増し、物価の下落と経済の衰退をまねく。このような現象をデフレスパイラルと呼ぶ。

 《参考A》

  『PKO(平和維持活動)』のHPは、ここをクリックしてください。

  『NGO(非政府機関)』のHPは、ここをクリックしてください。

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E-3.『国土地理院』のHP

  『国土地理院』のHPは、ここをクリックしてください。

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E-4.『文化庁』のHP

  『文化庁』のHPは、ここをクリックしてください。

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 『お問い合わせ』 

F-1.お問い合わせ

 『社会時事問題選集』に対するお問い合わせ・ご質問・ご意見は、以下までお願いいたします。

   ウィンベル学院 「指導部」は、ここをクリック。


F-2.過去の時事問題選集(参考)

 「時事問題」は、前年と共通する項目であったり、年をまたがっていたりしますので、2005年用に掲載していない項目は以下のページで学習してください。
 「エネルギー資源」「戦争問題」「有事関連法案」「EUの情勢(2004年は10カ国追加)」「新紙幣の発行」そして、「ゴミ問題とリサイクル」などは、要注意ですよ!

   過去問(2003年度用)は、ここをクリック。

   過去問(2004年度用)は、ここをクリック。

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