【問題】  3時38分に長針と短針のつくる角のうち、小さい方の角の大きさを求めなさい。


    【推理法】 下の図は、3時00分に長針と短針がつくる角の大きさを調べるための図です。
           下の図から小さい方の角の大きさは、30×3=90(度)となります。


             

           長針時間に360度回転しますから、分間に360÷60=6(度)回転します。
           それでは、上の図から長針38分間に回転する角度は?
           6×38=228(度)
           短針時間に30度回転しますから、分間に30÷60=0.5(度)回転します。
           それでは、上の図から短針38分間に回転する角度は?
           0.5×38=19(度)
           ゆえに、長針と短針がつくる小さい方の角の大きさは、
           228−(90+19)=119(度)となります。   答 119度 
                   
                   ここの角度をよく理解してね!


   【問題】  3時38分に長針と短針のつくる角のうち、小さい方の角の大きさを求めなさい。


    【旅人算での推理法】 下の図は、旅人算を利用した時計算の解法図です。

          

          長針短針が進んでいく角度の差は、(旅人算では速さの差)
          6−0.5=5.5(度)
          38分間に進んだ角度の差は、(旅人算では道のりの差)
          5.5×38=209(度)
          3時38分長針短針の角度の差は、
          209−90=119(度)となります。   答 119度