図形創像教室 第6回  


   【問題】  右下の図のように、正五角形正八角形が重ねられています。

           (1) Xの大きさを求めなさい。
           (2) Yの大きさを求めなさい。
           (3) Zの大きさを求めなさい。


                      
        

           (1) Xの大きさを求めなさい。

               正八角形内角の和は、180×(8−2)=1080(度)である。
               Xの大きさは、1080÷8=135(度)となる。

           (2) Yの大きさを求めなさい。

               上図の直線AD補助線を引きます。
               正五角形内角の和は、180×(5−2)=540(度)である。
               そして、正五角形の1つの内角は、540÷5=108(度)である。
               上図の補助線ADAH,DEはそれぞれ垂直になっているので、
               角NADは、90−16=74(度)となり、
               四角形ADMNにおいて、
               角ADMは、360−(74+108×2)=70(度)
               ゆえに、Yの大きさは、90−70=20(度)となる。

           (3) Zの大きさを求めなさい。

               上図の補助線ADと直線KFとが交わった点をOとします。
               四角形KLDOにおいて、角LDOは、180−70=110(度)となり、
               角KODは、360−(50+108+110)=92(度)となる。
               補助線ADと直線BCは平行なので、角KODZは、さっ角で同じ大きさ。
               ゆえに、Zの大きさは、92(度)である。