図形創像教室       


  【全体展望】 この問題は、「時計算の典型的問題です。「時計算」は角度問題を極めるためには
  【全体展望】 最良の問題です。ちなみに、長針は1分間に6度短針は1分間に0.5度回ります。
  【全体展望】 「時計算の基礎」は、以下のアイコンをクリックしてください。

                        

   【問題】  太郎君が夕方出かけるときに時計を見たら4時35分から4時40分の間をさしていました。
   【問題】  3時間以内に帰って来たら長針の位置と短針の位置が出かけたときとちょうど入れかわっ
   【問題】  ていました。このとき、次の問いに答えなさい。答は整数または分数で答えなさい。


    【問題】(1) 外出中に長針の回った角度と短針の回った角度の和を求めなさい。

    【推理法】 問題文の「長針の位置と短針の位置が出かけたときとちょうど入れかわっていました。」とは、
           下の図から図になったということです。帰宅時刻は7時20分から7時25分の間。
           長針と短針がつくる角をとします。

            

           図(帰宅時刻)について考えると、長針をあと度進めれば、
           360×3=1080(度)回転したことになります。
           また、外出中に長針が回転した角度は、1800−(度)となります。
           そして、外出中に短針が回転した角度は、(度)となりますから、
           (1080−)+=1080(度)            答 1080度 

    【問題】(2) 外出中に短針の回った角度を求めなさい。

    【推理法】 「時計算の基礎」です。長針は1分間に6度短針は1分間に0.5度回転します。

           360÷60=6(度)・・・長針は1分間に6度回転します。
           30÷60=0.5(度)・・・短針は1分間に0.5度回転します。
           長針と短針が回転した角度の和は、6+0.5=6.5(度)
           時計が回りはじめて1080(度)になるのは、

            進んで1080度となります。

           ゆえに、外出中に短針が回転した角度は、

           

    【問題】(3) 帰宅時刻は7時何分ですか。

    【推理法】 まず、7時何00分を考えると、長針と短針のつくる大きい方の角度は、

           30×7=210(度)

           長針は分間に6−0.5=5.5(度)ずつ短針に接近する。
           それでは、長針と短針がつくる角度が(2)になるには、