周期算   【 図形の周期算 】
図形の周期算は、こんな時に活用します。
   例題
    1本のはり金を2pごとに直角に折り曲げて、下の図のような形を作りました。
    このとき、できた図形グループに順番に番号をつけると最後がGになりました。
       
    (1)AからBまでの長さは何pですか。
    (2)このはり金の長さは全部で何pでしたか。
    ただし(1)(2)は、はり金の太さは考えないものとします。

    グループ(周期)の2つの推理法

     (1)グループ(周期)は、2種類考えることができます。
        @はんぱを考える
          
          周期の長さは、2×4=8p
          はんぱの長さは、2×3=6p
          ゆえに、
          8×(8−1)+6=62(p)

        A植木算方式で考える
          
          周期の長さは、2×3=6p  6×8=48(p)
          の長さは、2p           2×(8−1)=14(p)
          ゆえに、
          48+14=62(p)

     (2)グループ(周期)は、2種類考えることができます。
        @はんぱを考える
          
          周期の長さは、2×8=16p
          はんぱの長さは、2×7=14p
          ゆえに、
          16×(8−1)+14=126(p)
        A植木算方式で考える
          
          周期の長さは、2×7=14p  14×8=112(p)
          の長さは、2p             2×(8−1)=14(p)
          ゆえに、
          112+14=126(p)

「図形の周期算」は、推理法が2種類あるんだよ!
ウィンベル博士にオンマウス!

    【アドバイス】

   図形の周期算」は、
   「はんぱを考える」「植木算方式を考える」
   の2種類の推理法があるんだよ!
   周期の形に気をつけて、
   周期がわかれば、何番目でもだいじょうぶ!

   植木算の復習は、以下の通り。
   植木算の応用@の復習
   植木算の応用Aの復習